実践的すぎる【書評】「読まれる・稼げる ブログ術大全」

 日本実業出版社のご厚意により、「読まれる・稼げる　ブログ大全」を献本頂きましたので、書評を書かせていただきます。

「ブログ大全」は専門用語なく、デザインがシンプルで、画像を交えて説明してるので（挿画はヨスさんご自身で書かれたそうです）、とても分かりやすく、サクサク読める本でした。

 「ブログ大全」ではまず、ブログの特性とは何かを具体的に説明しました。さらに、どのようにして読まれるかのテクニックをいたり尽くせりで紹介しましました。読者目線に立って、書く側が気を付けるべき箇所を丁寧に書かれています。

  目次：

１、「ブログ大全」実践的すぎる三つのポイント

　ブログを読む人の９割はスマホから

単なる「見ている端末の違いではないということです。

スマホでブログを読む人は、まとまった時間にリラックスして読むのではなく、「スキマ時間」にササっと読んでいるということです。

「スマホで流し読みしても理解できる文章」を常に意識しながら、「読者は流し読みをするという前提でブログを書きましょう。

スマホで読む人物像を分かるだけで、イメージしやすくなります。流し読む事で仮設ができると、自ずと書き方が変わってきます。いつもパソコンの作業なので、ついつい忘れがちな部分です。ちょっとした気づきがあれば、意識が変わってきます。

検索からブログを訪れる読者は、「なんらかの疑問や悩みを解決したい」と思っているため、読者の「検索意図」を考えて書くことが大切でした。

無数にあるサイトのなかから「自分のブログにわざわざ訪問してくれた」読者というのは、「お客様」とも言えます。

そんなお客様への「おもてなし精神」を意識して、私がよく使っているテクニックを３つ紹介します。

読者はお客様です。日本の独特の文化「おもてなし精神」ブログにも生かせることに感銘を受けました。「お客様の目線からでサービスを提供する」というのは現実の社会では当たり前な事ですが、ブログという特殊な媒体になると、意識しにくい部分でもあります。自分が書いてるので、自分中心になってしまいます。ここでしっかりと意識を転換できれば、ブログの書き方も変わってきますね。

読者から、「読むのが面倒くさそうだ」という印象を持たれると、あなたの記事は読まれません。１画面に見える文章をすくないように見せ、「簡単に読めそう」思わせる工夫が必要です。

さすが月に100万回以上に読まれるヨスさん！ブログはいい文章を書くだけではなく、デザインまでしっかりこだわってますね。

この章では、以下のカテゴリーで読みやすいようにあらゆる工夫を施されています。

しっかりと習得して、実践していきたいものです。

1. 「メリハリ」を意識する
2. スマホから見て１段落は２~４行以内に
3. 「見出し」をいれ密集度を下げる
4. 画像を適度に挿入する
5. マンガのような「吹き出し」を活用しよう
6. 文章以外の「バラエティ豊かな表現」を使おう
7. ブログを読みやすいデザインにする

２、ブログの先にあるのは？

「ブログ大全」の最後に『ブログで夢をかなえた』７人のコラムがあります。

1. 副業でブログをスタートして、法人化を実現できた会社員ブロガーマクリンさん
2. アメブロを経験して、「LINEブログ」とWordPressを運営中のタレントのブロガー田中美帆さん
3. 楽しい暮らしがすべてブログにつながった専業主婦からブログでフリーランスになったしょうさん
4. ブログにはお金を稼ぐ以上の可能性があることを実感した地域メディア戸井健吾（チー）さん
5. ブログで人生が変わったWEBコンサルタント本橋へいすけさん
6. お寺とネットの新しい形「布教使.com」開設したお坊さんブロガー三原貴嗣（へんも）さん
7. ブログがすべての生活を変えた「六重跳び」名人粕尾将一（縄のまっちゃん）さん

7つのコラムを読むと、さらに夢が膨らんでいきました。リアルな事例があると、イメージしやすいです。

３、一言まとめ

ブログは日記ではなく、「情報発信」のツールです。ブログの目的はただ一つ、読者に満足してもらうことです。

読者が満足できるブログの発信方法、伝え方のノウハウは「ブログ大全」にあります。

読まれる、稼げるブログを作りたいなら、是非、「ブログ大全」を手に取って、読んでみてください。

読まれる・稼げるブログ術大全 価格：1980円（税込、送料別) (2020/10/13時点) 楽天で購入