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「9割を捨てて10倍伝わる要約力」書評

日本実業出版社から献本していただきました。

【9割を捨てて10倍伝わる要約力】

伝える力【話す・書く】研究所所長山口 拓郎が[要約力]と題して、変化の速い時代の中に、超情報化社会で、「主体的にいきよう」という裏メッセージを提言する一冊です。

山口氏は24年間3300件以上の取材、執筆を誇る。伝え方の本質をとらえたノウハウは言語の壁を越えて、中国、台湾、韓国でも高く評価されている。

 目次[:contents]

  • 書籍の紹介文
  • 【要約】抜粋ポイント
  • 【実践】行動ポイント
  • 一言まとめ

書籍の紹介文

『要約力』とは死んでもこれだけは言っておくを見つけること。

ビジネスパーソンとして能力アップにとどまらず、人生全般において、劇的に変化が起こる、「死んでもこれだけは言っておく」究極の要約力を鍛え方を提言する一冊。

 

『要約力』とは情報のポイントを掴み、場面に応じて、簡潔かつ論理的にアウトプットする能力。『要約力』を鍛えるためには、インプット(情報収集)が大事。

 

本書は三つのステップを分けて、分かりやすく、実践可能な要約のプロセスを説明してくれる。

  1. 情報収集(必要な情報を集める)
  2. 情報整理(情報をグループ分けする)
  3. 情報伝達(相手に簡潔に伝える)

時代の流れがますます速まり、1年前の常識が1年後には非常識になっていることが珍しくありません。「先行き不透明」の未来に、情報が氾濫している。『要約力を強化しよう」の裏メッセージは、『主体的に生きよう』です。

 

 

 【要約】抜粋ポイント

スピード社会で、情報を的確かつスピーディに要約するスキルの重要性と需要が高まってきてる。

 

頭でパっと要約し、口でサッと話すには、情報を的確に把握できて、「何を」「どの程度」「どの順番」で話すをしっかり分かる事です。

 

 「要約」は3つのステップがあります。

  1. ステップ、情報収集→文章、人の話、体験、五感情報、雰囲気、様々な情報を掴み取る。
  2.  ステップ、情報整理→グループ分け、優先順位付け
  3. ステップ、情報伝達→相手のことを考え、ニーズを理解した上で、9割を捨てる。適格な情報を伝える。

まず、情報量の収集、いい要約は必要十分な情報が必要。

  • 信頼できる情報源から集める
  • 情報アンテナを張る

次は、情報の質を高める

  • 「WHY」、「HOW」、「IF」で情報の質を高める
  • 2つの質問を上手に組み合わせることで、高い質の情報を効率よく収

最後は、思い込みをなくす

  • 客観的に物事を見る
  • 視野を広く
  • 長期的なスパンで物事を考える

2、ステップ②の情報整理するについて

  • 理想のゴールから逆算しながら情報整理する
  • グループ分け、似た者同士の情報ごとに整理することが重要です。
  • 情報に優先順位を付ける。

情報は生き物です。仮説→実践→検証→修正を繰り返すことによって、情報の信頼性が高まる。

 

3、ステップ③情報の伝達について

  • 過不足なく話す
  • 「幹→枝→葉」の順に話す
  • 「ひとこと」全体像や結論を伝えるスキルを磨く
  • より伝わる「数字」や「固有名詞」など、具体性を増すキーワードを使う

【実践】行動ポイント

  1. 大量の物事を観察し、認識することで、本質を見抜く力をあげる。
  2. アナロジー(類推)を活性化する。
  3. 相手の個性をまとめる
  4. 「抽象情報」⇔「具体情報」の変換を習慣化する
  5. 書籍など必ず目次に目を通す。
  6. グループ分けと同時に優先順位思考を鍛える
  7. 伝え方でも動画で確認する。
  8. 140字の投稿で日常の要約の練習をする

を実践することで、要約力を高める事ができる。

 

ひとことまとめ

時間は私たちの人生そのもの、つまり命です。

「死んでもこれだけは言っておく」究極の要約力は自分の命、相手の命、周りの命を尊重し、大切することです。

要約力は努力によって習慣化できる能力です。

人生を変えたい人は、ぜひ本書を読んで、『要約力』を身に着けて、変わっていく人生を実感してください。